今の日本社会ではブラック企業が増えるのも当然な理由

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最近、日本企業でネガティブなニュースが続いてますね。

電通の新人社員の過労自殺に始まり、シャープの台湾企業鴻海への買収、東芝の不正会計、三菱自動車の燃費不正問題などなど。

そのようなニュースが続いているせいか、よく「ブラック企業」という言葉を見かけたり、耳にするようになりました。

「ブラック企業」という言葉は定義があいまいで、どのラインから「ブラック企業」なのかははっきりしていませんが、少なくとも自分は今の日本社会は「ラック企業」が確実に増えていて、今後も増えていくだろうと考えています。

今回はその理由について語っていこうと思います。

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大半の製品がすでに完成している

最近身近な製品を見ていて思うのが、「もう周りの大半の製品が完成しているな」ということです。

例えば、スマートフォン

今やだれもが欠かすことのできないツールの一つとなっていますが、最近発表されるスマホを見て思うのが、もうコレ以上の性能は必要ないなということです。

たぶん、最近のスマホを購入した人は特に性能やその使い勝手に不満はなく、壊れたり、携帯の2年契約が過ぎない限り買い換えようとは思わないことでしょう。

これが一昔前のスマホならバッテリー持ちが悪い、動作がカクカクしている、タッチが思うように反応しないなど不満だらけで、それらが改善された製品が出たならすぐにでも買い換えようと思ったかもしれません。

しかし、今はそれらのあらゆる不満が解決され、よほど重大な問題を抱えていないかぎり(某Note 7のような)、今のスマホに文句を言う人は少ないことでしょう。

これはスマートフォンにかぎらず、他のあらゆる製品にも言えます。

洗濯機や冷蔵庫、電子レンジなどの家電製品はもちろん、洋服、家具、歯ブラシ、コップなどなど。ひとつの製品としてそれぞれがそれぞれの役割を果たせるよう完成されていることでしょう。

今どきどんなに安い製品でも突然コップに穴が空いたり、歯ブラシがすぐ折れたり、洋服にすぐ穴が空いたりすることなどほとんど起こらないことでしょう。

今の企業がさらされている状況

では、そんな世の中で企業はどんな製品を作っていけば良いのでしょうか?

考えられるのは少なくとも以下の3つがあります。

  1. 品質をとことん高めて他社より圧倒的に高品質な製品を作ること。
  2. 品質をそのままに他社より圧倒的に安い製品を作ること。
  3. 他社にはない独創的な製品を作ること。

現状を考えるに1つ目と2つ目に関してはどの企業も徹底していて、もうコレ以上はないくらいに洗練されていることかと思います。

しかし、そんな状況でももっとコストを低く、品質も良くが求められているわけです。

もうすでにブラック企業の片鱗を見せつつありますが、大半の企業ではさらにその状況で3つ目の独創的な製品を作ることも求められています。

おそらくこのまま時代が進むと、スマートフォンを作るにしろ、冷蔵庫を作るにしろ、コップを作るにしろ、安く品質の良い製品を作る企業、あるいは徹底的に高品質なものを作るなどして、独自ブランドを確立した企業のみが生き残り、それ以外の企業は淘汰され、消え行くことでしょう。

そうなるとそれ以外の企業がライバル企業との差別化を図るために生き残る方法は独創的な製品を作るほかありません

そうなると、社員は頭をひねってこのような難題に挑戦しなければならないわけです。

しかもその舞台は日本にとどまらずグローバル化により世界にまで広がっています。せっかく頭をひねって作った製品であってもすでに世界の誰かがその製品をつくっているかもしれないわけです。

ましてや今後はロボットや人工知能の発達により、単純作業や自動化できる作業はとことんロボットに置き換わり、単純なことしかできない人間は会社から必要とされなくなる時代となっています。

つまり今の大半の企業の状況をまとめますと

  • もはや問題点がほぼなくなった製品
  • ライバル企業の徹底したコスト削減と品質改善
  • ライバル企業のグローバル化
  • 単純作業はロボット化
  • 社員に求めるはこの状況で他社を超える高品質、低コスト、独創的な製品を作ること

ということになります。

このような現状でブラック企業が増えないほうがおかしいくらいです^^;

しかも日本社会では会社に勤めて必死に働くことが義務付けられているような風潮がありますので、どんなに辛くとも必死で働かなければならないと考える人が多く、ブラック企業も減ることがありません。

この企業の現状と日本社会の風潮が相まって、日本社会では今後もブラック企業は増えていくものと思われます。

この話を聞いて絶望する人もいるかもしれませんが、希望はあります

何もわざわざこのような厳しい状況で互いに競い合う会社に勤める必要はないわけです。

別に全ての企業がこのような状況にさらされているわけでなく、このような問題とは無縁の会社も少なからずあることでしょう。

それに日本だと会社に勤めて必死に働かなければならないという風潮がありますが、別に個人で働いても構わないわけです。

インターネットの普及に伴い、多くの会社では厳しい競争社会に巻き込まれる羽目になりましたが、それと同時に個人が働きやすい環境が整いつつあるのも事実です。

実際、最近個人で働く人も増えています。詳しくは以下の記事をどうぞ。

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突然ですが、みなさんは最近、個人で稼ぐのが圧倒的に楽になっている時代が来ていることをご存知でしょうか? もしかすると、この記事...

もしあなたがブラック企業に悩まされているのであれば、転職する、あるいは個人で働くという選択肢もあるということを知ってほしいです。

何も身体も心もズタボロになるまでその会社で働かなければならないという決まりなんてありませんから。

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